出せなかった年賀状たち
お父さんが作ってくれた30枚の年賀状。
パソコン好きのお父さんに、毎年年賀状の作成をお願いする。
最初のころは、こっちで年賀状印刷用の本を買って、
好きなデザインにしるしをつけて実家に送って印刷してもらってたんだけど
(なぜなら、我が家にはずっとプリンタがないの)
あるとき、お父さんが
「いろいろあったほうが楽しいやろ」
と、全部違う種類のデザインで送ってくれた。
いろいろある年賀状をみるのも、誰にどれを送ろうか、と考えるのもすごく幸せな気分になって
それ以来ずっと、
「今年も30枚バラバラなやつで」
と発注してるのです。
お父さんは、なかなかセンスがあって、
「なんだこれ?」というようなキャラクターから
それはそれは様々なバージョンを選んで作ってくれるのです。
もちろん、私の住所と名前を入力するのも忘れずにやってくれます。
あとは、どのデザインを誰に送るか決めて、あて名書きと一言メッセージをそえるだけ☆
残念ながら、今年はおばあちゃんのことがあって出せなくなっちゃったけど、
お父さんの愛情30枚分は私の手元に大事にとっておこうかと。
お父さん、いつもありがとう☆