マリッジリングの話


彼と二人でこだわりまくってゲットしたこのリング。
7月下旬に「そろそろ指輪、探さなきゃね」と銀座へ繰り出した私たち。
ゼクシィネットで指輪やさんを調べてみたものの、
一度も行ったことのないお店で買うのは、どうもピンとこない。


「どうせ一度しか買わないんだから、思い切ってブランド物にしちゃう??」


とブランドに縁がない私たちが、
カルティエ、ブルガリ、グッチ、ディオールプラダ、シャネル・・・
と銀座の大型路面店を行ったり来たり。
普段なら絶対入らないようなドアマン常時滞在中のお店でも


「いやいや、私たち、買うかもしれないんすよ」


と思えばどうどうと入れて気持ちいい。
黒スーツに白い手袋をした店員さんに名刺をもらい、
飲み物なんてもらったりしながら、いろいろ試着してみる。
「やっぱきれいですねぇ」
なんて、普段みたこともないのに、いっちょ前にほめてみたりなんかして。
もうそんな経験ないんだろうけど、気持ちよかったなあ。


ティファニーにも行こうよ」という私に、
ティファニーはなんかイメージと違うからいやだ」と反対するだんなさま。
それでもしつこくティファニーに行きたがる私に
「婚約指輪の値段がばれちゃうのが嫌なんだよ」
とかわいい理由を白状されたため、ティファニーだけはいかなったのでした。
だんなさまよ、気づかなくてごめん。。。


で、そんなこんなで最終的に決めたのがブルガリのこのリング。
どうしてもエタニティリング(ダイヤがぐるっと一周していて、「永遠の愛」を意味しているの)が
ほしかったのだけど、どうも予算オーバー。
「ダイヤ、半分でいいんですけど(どうせ見えるの上っかわだけだし)」と申し出る私に
「一周してるから、意味があるんですよ」と、店員さん。
だんな様も、他の店のよりも重厚感がある感じでステキな太めのプラチナがかなり気にいったご様子。


その日は買わず、家に帰って資金計算。


「どうせ買うなら、気にいったのがいいよね」
「一生に一回だもんね」


を合言葉に、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入を決意したのでした。
彼の指輪の裏にきちんと刻印もしてもらう。
いやはや、予算の3倍。


それでも買ってよかった。ずっと大事にするんだーーー。


一生に一回、を合言葉にこれからどれだけおかねが出て行くんだろう(笑)。