ケーキカットの話

結婚



来てもらった人にたくさんたくさん楽しんでもらおう！
それが私たち2人の思い。
ちびっこたちもいるし、せっかくなら何か全員参加型のイベントをやりたいなぁ。
ということで出たアイデアは、


「ケーキのデコレーション大会」
「粘土でシーサーを作って品評会」


こちらもパーティーの2週間前に思いついてしまったけれど
それぞれの簡単なイメージを作って、沖縄のパーティー担当のウシオギさんへ思い切って相談。
すでに真っ白のスクエア型のケーキを予約済みだったにも関わらず


「ケーキならできますよ！面白そうじゃないですか(^^)。」


と快いお返事をいただきました。
わーい！！やったー☆


・一番新郎新婦が気にいったケーキを作ったチームのケーキでケーキカットすることにしよう。
・コミュニケーションをとってもらえるように新郎と新婦側の参列者を半分ずつのチームがいいかも。
・デコレーションの具材は、ゲームで勝ち取っていく形式にしよう。
・あ！じゃ、土台も最初ゲームかくじ引きで決めることにしよう。
一位のチームは、ケーキの土台とクリームと、やっぱいちごだよね。
最下位はケーキじゃなくて、『酢飯』っての面白いんじゃない？
・それ、めっちゃいいじゃん。
・じゃ、酢飯用の具材も用意しなきゃだね。
・残りの具材は・・・


と、パーティー運営を手伝ってくれるお友達とカフェで大盛り上がり。
最初に酢飯を獲得してしまったチームが最後までがんばれるように
工夫してゲームを考えるのが一番難しかったなー（笑）。


沖縄の担当の人たちやパティシエのみなさんにも全面的にご協力いただき、
こんな完璧なケーキ型の酢飯や、


チョコレートでのシーサー人形や新郎人形まで
作っていただきました。


「酢飯の具材はまぐろといかをコロコロに切っておめでたい感じにするのはどうでしょう？」
「いくらが見つかったんで、サービスしておきますね」
「パティシエがトッピングのフルーツの中に、ピンクと黄色のグレープフルーツやオレンジを甘く煮たものを
入れるとおいしいくていいかも、と言ってますよ」
「ちょうどサンプルで送ってくれたシーサー人形の写真と同じものが、うちのお土産屋にあったんで
それをゲットしてパティシエに渡しておきましたよ☆」


パーティー直前にも関わらず、私たちと同じ目線で一緒に考えてくれる現地の方。
私たち以外にもたくさんのパーティーをやっているはずで、
ともすると
「もう決めてもらわないと困ります」とか
「一般的にはこうするんですよ」
とか言われがちな状況なのに
1ミリもいやな雰囲気を出さず、私たちの友達と同じレベルで最後までお付き合いいただきました。
沖縄という土地柄なのか、温かいスタッフの方々に本当に感激（涙）。



結果、とても大盛り上がりなイベントとなりました。
ちびっこもめちゃめちゃ楽しんでくれたようだし、
だんな様と私のお互いの家族や友達が仲良くワイワイやっている姿が
とにかくうれしかったです。
そして、短時間にも関わらず、できあがったケーキの完成度の高さにびっくり！！
以下、ひととおりご紹介。




私たちが最終的に選んだケーキ。
「いちごを半分に切るとハート形に見えるから、半分に切ってデコレートしました！」
というケーキは見た目もすごくおいしそう。
真ん中のサンタさんのようなイチゴの人形は、私と新郎をイメージしたもの。




こちらも捨てがたかった一品。
ケーキのクリームがない分、小枝とアポロチョコで見事にデコレーション。
傘がポイント。
そして中心にちりばめられている黄色のハートは、スライスチーズできています！




真ん中のハートは、なんとピンクの「でんぶ」。
ケーキの土台に対し、なぜかことごとく酢飯用の具材を獲得してしまったこのチーム。
まぐろといかのトッピングと、バレンの飾りつけ。
見た目は秀逸だったけど、ファーストバイトはちょっと・・・ね（笑）。




とにかく最高の具材をゲットし続けたこのチーム。
新郎・新婦の両方のお父さんに、美人のおばさま＆フラダンスチームの若い子たち。
ビールをついでもらうお父さんたちの鼻の下がのびすぎてて、
なぜかここだけキャバクラ状態だったなぁ。
いやぁ、親孝行した（笑）。




真ん中のアポロは「星のわくせい」
そこにたくさんのくまが遊んでいるという
とってもメルヘンな一品。
アイデアがかわいすぎる。




ラストの酢飯チーム！
ここのチームが一番濃いキャラクターぞろいで盛り上げてくれました。
くじ引きのタイミングでは「おい、酢飯をうちに当てろよーーー」オーラがでまくり。
酢飯が当たったときには「おいしい」と予想通りの大喜び（笑）。
できあがったのは、私とだんなさまの顔を半分ずつ作ったもの。
上の半分をひっくり返してみてもらうとだんな様の顔に見えるよ。



ケーキカットの曲は、ホイットニーヒューストンにしたかったのだけど
CDが我が家になく、持っていけませんでした。
（いや、曲選びをしたのが出発前夜だったので準備できず・・・。どんだけぎりぎりなんだ！？）
で、パーティ前日の打ち合わせの際に別の曲を渡しながらその話を現地の音響担当の人にしたところ、
当日のケーキカットの瞬間に流れたのはなんとホイットニーヒューストン！！
「あれから家に帰って、iTuneに落としておきました。
お金！？もちろんいりませんよ！！
ステキな会にご一緒させていただいてありがとうございます」
と、音響担当のチネンさん。
みんな温かくてほんとに感激だよー。。。


ちょっと前まで
「まっ白いスクエアのケーキに二人ですっとナイフをいれる。」
そういうのが2人の初めての協働作業にふさわしいケーキカットだと思っていたけれど。
こんな風にみんなの愛がつまったかわいいケーキを6個ももらって
本当に本当に幸せな協働作業となりました。
みんなみんな、ありがとうっっっ！！！