四次元ポケット
イベントの次の日は、決まってレッスンの参加者が少ない。
そりゃ、そうだよね。
それまでたくさん踊りこんでちょっとゆっくりしたい気持ちもわかるし、
イベントにむけて多少仕事に無理して早く帰ってることもあり、たまったこものを片付けなきゃいけない、ということも起こる。
でも、私はイベントの次の日はがんばっていくことにしています。
なぜなら、
たくさん教えてもらえるからっっ(^○^)/。
もともと月曜日のクラスは21時スタートと開始も遅く、
その後に他のクラスのレッスンも入っていないので
おしゃべり好きの先生のお話に付き合うことになります。
で、結局スタジオを出るのが23時すぎ、なんてことも。
というわけで、他の曜日に出る子のほうが多いのです。
今日も3人しかレッスンにきてなかったので、
ほぼプライベートレッスンと同じ状態で、
姿勢の事や地面の“踏みつけ方”などを細かく教えてくれる。
フラって、腰を振る踊りだと思っていたけど、そうじゃないのです。
右足、左足と交互に体重移動をすることで、腰が動いているように見える、
というわけ。
結局、どれだけ正しい姿勢で地面にむけて体重をのせられるか、
(踏みつけられるか)によって、上手かどうかが決まります。
人は2本足で立っている割に、きちんと地面をふめていないもの。
はだしになってみると、足の指がきれいに5本とも床に付かない人も
いるはず!
「人間は進化の過程で二本足で立ち、知恵をつけた。
今はきちんと地面に立ててない人がいるから、脳の発達が遅れて
犯罪などが起きるのよ。結局動物のころにもどって、理性などがきかなくなっている証拠」
というのは、先生が最初のころよく言っていた衝撃的な話。
なるほどーーー。
と思って、それからできるだけ足の裏全体で地面を感じる心がけを
しています。
砂浜なんかで練習すると、きちんと踏めているかが一目瞭然。
砂にうまっていく足跡の深さで踏み方がわかるの。
先生はそういうからだの使い方を教えるのに
いろいろ工夫をしてくれます。
今日、先生の四次元ポケットから飛び出したのは・・・・
なんと、『ゲタ』 (=^・^=) 。
二枚歯のゲタで踊ると、いかに後ろの歯に体重がかけられていないか
わかるし、姿勢も自然とよくなるのよーーーー。
ということ。
早速借りて踊ってみたら、全然踊れなくなっている自分がいた。
「ほら、正しく(腰が)振れてないでしょ?
体重移動じゃなくて、無理して腰をふろうとしちゃってるんだよ」
と教えられました。
なるほどー。
ゲタ、買っちゃおうかな。
人間のままでいたいもんね。